【ネタバレ】韓国映画「お嬢さん」感想

この記事の所要時間: 523

韓国映画特集3本を観たので、最後はこれ。

「お嬢さん」

 

2017年3月3日 日本公開

2016年/韓国/145分/韓国語/原題:아가씨/R18+

監督:パク・チャヌク

主演:キム・ミニ、キム・テリ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン 他

配給:ファントム・フィルム

公式サイト:http://ojosan.jp/

 

(C)2016 CJ E&M CORPORATION, MOHO FILM, YONG FILM ALL RIGHTS RESERVED

 

こちらも話題作、しかも世界の映画賞をたくさん受賞している。

そして、有名なパク・チャヌク監督。

普段は満席にならない小さなシアターでも、かなりの集客力。

「R18+」指定なので一人で行くのも、誰かと行くのも、

躊躇するところですが、そこは近所なので、気楽なもんです。

 

ぶっちゃけ、かなり卑猥な表現や裸体も出てくるのですが、

それ以上にストーリーが面白い。

誰が騙して、騙されてるのか、最後に誰が勝つのか、

そして、3部構成で描かれているところも、それぞれの視点で

観れて面白かったです。

しかし、やっぱり韓国映画、グロイ、エロイ表現はかなりのものです。

 

☆あらすじ☆

「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督が、イギリスの人気ミステリー

作家サラ・ウォーターズの小説「荊の城」を原案に、物語の舞台を日本

統治下の韓国に置きかえて描いたサスペンスドラマ。

1930年代、日本統治下の韓国。スラム街で詐欺グループに育てられた少女

スッキは、藤原伯爵と呼ばれる詐欺師から、ある計画を持ちかけられる。

それは、莫大な財産の相続権を持つ令嬢・秀子を誘惑して結婚した後、

精神病院に入れて財産を奪い取ろうというものだった。計画に加担することに

したスッキは、人里離れた土地に建つ屋敷で、日本文化に傾倒した支配的な

叔父の上月と暮らす秀子のもとで、珠子という名のメイドとして働きはじめる。

しかし、献身的なスッキに秀子が少しずつ心を開くようになり、スッキもまた、

だます相手のはずの秀子に心惹かれていき……。秀子役を「泣く男」のキム・ミニ

が務め、スッキ役は無名の新人女優キム・テリをオーディションで抜擢。

伯爵役は「チェイサー」のハ・ジョンウ、秀子の叔父・上月役は「最後まで行く」

のチョ・ジヌンがそれぞれ演じた。

引用:映画.com

 

ここからネタバレ。

1939年、日本統治下の朝鮮半島が舞台。

貧しい少女が日本人の資産家、上月家に小間使いとして雇われます。

この小間使いの子がスッキという少女(キム・テリ)。

このお話は3部構成になっていて第1部はスッキ目線。

 

 

上月家はイギリスと日本の建築を融合した豪邸で、

主人とご令嬢の秀子(キム・ミニ)が住んでいる。

小間使いとして雇われたスッキは詐欺集団に育てられた孤児。

伯爵を名乗る男(ハ・ジョンウ)はお嬢さまの莫大な財産を狙って

スッキを上月家に潜り込ませ手伝わせ、秀子と結婚して日本へ行き、

その後精神病院に入れて、財産を奪う計画だった。

 

 

スッキはお世話をするうちに秀子が憐れになり、

伯爵を裏切ろうとも思うが、そうも行かず、結局は伯爵の思い通り、

上月がいない間に日本へ行き伯爵と秀子は結婚する。

3人で街へ出て、白衣を着た人が待つ建物の前に連いて行くと、

医者に奥様と呼ばれたのは秀子ではなくスッキ。

秀子の代わりにスッキが精神病院に入ることになる。

 

第2部、ここからはお嬢さま目線。

秀子は幼い頃から上月に異常な教育を受けていた。

1部でスッキが見ていた場面を今度は秀子目線で振り返って行きます。

秀子の受けてきた虐待の日々を知り、スッキは伯爵を裏切って

2人で手を組むことを計画します。

一方伯爵もスッキとではなく、裏で秀子と手を組んでいるわけですが、

そのいきさつなどもここで分かります。

 

 

第3部、全体の形が見えたところで結末です。

伯爵がスッキを始末してスッキの名前で生きていくよう秀子に言います。

しかし秀子はワインに毒を入れて伯爵の意識を失わせ、その間に逃げ出します。

一方、精神病院のスッキは、病院の火事に紛れて抜け出し、

秀子と落ち合うことに成功し海外へ逃亡。

伯爵は意識を回復したところで上月に捕らえられ、

秀子との蜜月を話すよう強要され、地下室で男2人堕ちていく、

といった感じの内容です。

 

実はみんな日本語を話すんですよね。

秀子も伯爵も日本人設定だったり、日本人に成りすましているわりには

片言の日本語なので、最初は聞きづらい感じでした。

日本語も字幕が欲しかったww

 

ちょっと物語からは端折りましたが、上月の趣味が春画や春本を集め、

地下室で秀子にその本を朗読させていたという官能的な部分もあります。

さらに、秀子とスッキも惹かれ合うので女性同士のそういうシーンもありますが、

それ以上に、この騙し合い、誰が勝つのか、どう裏切るのか、

一方ではこうだったのか、と最初を裏切るシーンが後々解明されて

長編映画ですが、飽きずに観れる作品でした。

 

この作品、結末が分かっていても面白いと思います。

内容的にはかなりすごい表現も多々ありますが、

観終わるとなぜかすっきりするのは、騙されていたはずなのに

騙していて、虐待されていた相手にも復讐出来たからかと。

奥深い作品でした …

 

まだ上映する地方もありそうです。

機会があればご覧になってみてください。

 

ほな。

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