「星の王子さま」と「大切なもの」

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書こうと思って書けなかった話題のひとつ。

ブログの名前「大切なもの」について。

書いておこうと思います。

 

少し前にも書いたけれど、この名前は直感で決めたんですが、

今まで書いてきたブログとは路線も違うので、

どうしようかと思ったりもしたけれど、最初から候補の一つであり、

日々を送る上で個々にある「大切なもの」を私なりに書けたらと、

思って付けました。

一つの目的や話題について書いているわけではないから、

ホントに漠然としている日記的感覚になりますね。

実際、前のブログもいろんなことがあって、

いろんな人と出会って、いろんな毎日を送っていたので、

振り返って読み返すと面白かったりするんですけど、

ここも昔はこんなことしてたんだ、考えてたんだ、って

後から読み返すんだろうなって思うと毎日書く原動力にもなります。

 

さて、話は少し反れましたが、「大切なもの」について。

8月に上演された朗読劇「星の王子さま」を観て、

共感した、というか、身近に感じた、というか、

感じることがあったので、書いておきますね。

 

 

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作である「星の王子さま」

児童文学に分類される通り、たぶん子供の頃に目に触れる機会が

あった本だと思います。

でも、どんな話?って聞かれると、正直全然残っていなくて、

今回の芳雄くんの朗読劇を観て、こんなに哲学的な内容だったかと、

子供が読んで分かる内容ではないわけね、残ってないわけだ、

と納得したんですけれどね。

 

簡単に内容をおさらいします。

 

「ぼく」であるパイロットが砂漠に不時着し、飛行機を修理している時に

「王子」と出会います。修理をしながら王子の話を聞いているのですが、

王子は普通の家くらいしかない星に住んでいました。

その星には3つの火山と、根を張って星を割いてしまいそうなバオバブの木、

一輪の綺麗なバラがありました。大事にしていたバラですが、次第に

いろいろ言い始め王子はバラに振り回されていきます。

それが嫌になって自分の星から逃げ出し、「ぼく」に会うまでに

6つの星を回ってきたと、その話をしはじめます。

 

そこで出会った人たちと言うのが、

対面ばかり気にする王様、自分に良いことしか耳に入れないうぬぼれ屋、

酒を飲むことを恥じそれを忘れるためにお酒を飲んでしまう酔っ払い。

夜空の星の所有権を主張しその数を数えることに必死な実業家。

1分ごとにガス灯の点火と消火を繰り返す点灯夫。

最後に会ったのは机から離れたことがないという地理学者。

その6人目の地理学者の勧めで地球にやってきた、と言います。

 

地球で砂漠に降り立った王子は、ヘビに会い、とても高い火山を見て、

数千本のバラを見ます。自分の星の火山とバラの花を特別に思っていた王子は、

愛していた星、火山、バラはありふれた、つまらないものだったと思い

泣いてしまいます。そこにキツネが現れます。

王子はキツネに遊んで欲しいと頼みますが、仲良くならないと遊ぶことは

できないと言われてしまいます。キツネによれば、「仲良くなること」とは、

あるものを他のものとは違う特別なものだと考えること、絆を深めること、

あるものに対して他よりもずっと時間をかけ、何かを見ることによって

それが特別なものになることだと言います。

これを聞いた王子は、自分の星のありふれたものだと思っていたバラが

自分にとって「大切なもの」だと気付きます。

キツネと別れる時、王子はキツネと仲良くなっていたことに気付きます。

別れが悲しい王子は「仲良くなんかならなければ良かった」と言うと、

「仲良くなったことは決して無駄なことではなかった」とキツネに言われます。

王子は「大切なものは目に見えない」という秘密をキツネから教えられます。

 

飛行機を修理している「ぼく」は明日王子が地球にきてちょうど1年に

なることを聞きます。王子はヘビと、一年前と星の配置が全く同じ時に

ヘビに噛まれることで身体を置いて自分の小惑星に帰る話をしています。

そして王子はヘビに噛まれて砂漠に倒れました。

翌日、王子の身体は跡形もなくなっており、「ぼく」は王子が

自分の星に帰れたのだと思い、夜空を見上げます。

王子が笑っているのだろうと思う時には、夜空は笑顔で満ちているようで、

もしも王子が悲しんでいたらと思うと、夜空全体が涙でいっぱいに

なっているかのように「ぼく」には見える。

 

という内容です。

 

解釈はいろいろあるでしょうが、

「王子」が地球に来る前に会った6人、あの変な人たちは、

人間が生きていく上で必要なもの、邪魔なもの、溺れるものの象徴で、

権力、人気、快楽、財力、労働、学問 に置き換えることが出来るそうです。

 

「王子」にとって目に見えない「大切なもの」は、愛情を注いだ一輪のバラであり、

読み手それぞれ「大切なもの」は違うし、それでいいんだ、

と言っているように感じました。

いろいろな経験をしてきた、大人になった今だからこそ理解出来ることで、

「星の王子さま」は大人が読むべき本なのかもしれません。

 

ということで、「星の王子さま」と完全にこじつけた感じで

今後も私にとっての「大切なもの」を書いて行きたいと思います♡

 

今回「星の王子さま」の内容を熟考してみて、

日々を送る上での糧になりましたし、朗読劇を観たあとの解釈の一助に

なりました。本も人によって感じるものは違うと思うので、

大人になってから読む「星の王子さま」どんな風に感じるのか

みんなも読んでみてはいかがでしょうか?

 

長くなりました …

ほな。

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