【ネタバレ】韓国映画「新 感染 ファイナル・エクスプレス」感想

この記事の所要時間: 531

近所のミニシアターで上映してたので観てきました。

韓国ゾンビ映画、

 

新感染。

 

きっと苦手な方多いでしょうね、ゾンビ映画w

 

 

『新 感染 ファイナル・エクスプレス』

2017年9月1日 日本公開

2016年/韓国/118分/韓国語/原題:Train to Busan

監督:ヨン・サンホ

主演:コン・ユ、チョン・ユミ、マ・ドンソク、チェ・ウシク、キム・ウィソン 他

配給:ツイン

公式サイト:shin-kansen.com

(c)2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILM. All Rights Reserved.

 

カンヌ映画祭にも出品されていたので注目していたこの映画、

ゾンビ映画とか苦手なんですけど~

コンユも別に好きなわけじゃないけれど~

評判いいみたいだと観たいと思ってしまうのです。

前情報では、どうやら泣ける、号泣する、と聞いていたの。

仕事帰りに観たのですが、

ゾンビ映画の枠を超えて、凄かった!

そして、前評判通り、泣けます。

 

ということでお勧めの1本です。

 

 

☆ものがたり☆

ソウル発プサン行きの高速鉄道KTXの車内で突如起こった感染爆発。

疾走する密室と化した列車の中で凶暴化する感染者たち。

感染すなわち、死ー。

そんな列車に偶然乗り合わせたのは、妻のもとへ向かう父と幼い娘、

出産間近の妻とその夫、そして高校生の恋人同士・・・

果たして彼らは安全な終着駅にたどり着くことができるのかー?

目的地まではあと2時間、時速300km、絶対絶命のサバイバル。

愛するものを守るため、決死の闘いが今はじまる。

彼らの運命の行き先は・・・。

 

☆あらすじ☆

別居中の妻がいるプサンへ、押さない娘スアンを送り届けることになった

ファンドマネージャーのソグ(コン・ユ)。

夜明け前のソウル駅からプサン行きの特急列車KTX101号に乗り込むが、

発車直前に感染者を凶暴化させるウイルスに侵された女性も乗ってくる。

そして乗務員が彼女にかみつかれ、瞬く間に車内はパニック状態に。

異変に気づいたソグは、サンファ(マ・ドンソク)とその妻ソンギョン

(チョン・ユミ)らと共に車両の後方へ避難する。

やがて彼らは、車内のテレビで韓国政府が国家非常事態宣言を

発令したことを知り ……。

 

 

といった、あらすじなのですが、

ここからネタバレ。

 

 

 

主人公はコン・ユとその娘。

KTXで釜山へ向かう列車の中で出会う頼りになる人たちが、

強面の旦那さんと妊娠中の奥様、そして高校球児と彼女というメンバー。

それから年老いた姉妹もストーリーの重要な要となるわけなのですが、

 

冒頭で車に引かれた鹿が急に起き上がって真っ白な瞳でこちらを

見るのですが・・・もうそこから怖いです。最初からです。

 

ゾンビさんに噛まれると感染して、すぐにゾンビ化するわけ。

もう少しでも噛まれようものならもう最後。

と言うことで、列車内はパニックなわけです。

何号車にはゾンビ、何号車には正常な人、みたいな感じで、

ゾンビを隔離するわけだけど、途中の駅で一旦みんな降りて

救助してもらおうと思ったら、その駅にいるはずの自衛隊の人も

みんなゾンビになってて、そりゃあ大変。

また列車に逃げ込んでその辺から人間の醜さとか、

いろんな思いとか交差して、それぞれの行動に目が離せなくなるわけ。

 

ゾンビの動きとか、何で、ところもあって、突っ込みどころもあるから、

クスクス笑っちゃう人もいたりして、最初は気になったけどね~

韓国映画ってことを忘れないでね、って言いたくなったけど、

中盤からはその人たちも入り込んでる感じでしたね。

だって、やっぱり束でゾンビに追っかけられたら怖いよね~。

 

そんな中、ホントに一発ぶん殴ってやりたくなるのがキム・ウィソンさん。

 

 

いや、キム・ウィソンさん演じるヨンソクという男。

ホントにひどい男でして、身勝手すぎて笑っちゃうくらいですけどね。

最後まで嫌なヤツで終わります。

どのくらい嫌なヤツかは、ぜひ観ていただきたい!!!

身勝手すぎてこの人出てくるとグー握っちゃいますよ!!!!!

 

一方、強面のマ・ドンソクさんは妻のため、他の乗客のため、

気持ちよいくらいゾンビを倒していくんですよね、

素手で闘うか普通?って思うけど、そんなのどうでもいいくらい

かっこいい。こんな旦那さん素敵、みたいな♡

この両極端な行動を取る人、そうね、世の中にはこういうタイプいるよね、

みたいな社会の縮図を感じます。

 

結局、マ・ドンソクさんも妻やみんなのために、

高校球児の彼氏も彼女のために、コン・ユも娘を助けるために闘って、

それぞれの最期を遂げるわけなんですが、号泣ものです。

 

1月には映像化されるようなので、ぜひご覧ください。

 

 

今回鑑賞した近所のミニシアター。

ユジク阿佐ヶ谷

 

   

 

48席しかないんですけどね、たまに韓国映画を上映してくれるんです。

会員になると1本1,000円で観れるのも助かります。

 

そんなこんなの12月の韓国映画ご紹介でした。

ソウルからKTXに乗って遠出してみたかったけど、

しばらくはいいかな、って感じです(笑)

 

ほな、また。





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